ふるさと塾印
 

ヨーロッパ環境対策視察記

 
  1993年10月、ヨーロッパにおける環境(廃棄物)対策の視察を命ぜられる
機会を得た。

当時はデジカメもなく、アルバムをめくって視察報告のHomePageを今になって
掲載することにした。

  初めての海外出張のこととて、その写真も変色しかかっているが、@nkouの
海外旅行の中では、公費支弁なのは二例しかないので、これは公けにしなけれ
ばと思い立った次第である。

  なにしろ、23年前の51歳だから、容姿も若々しいが、全国自治研修協会の
行政視察として、ヨーロッパ諸国の環境対策を学んだもので、その成果を示す
写真もそれぞれスキャナー経由の物である。

  「今更、なんで…」などと言わず、『HomePageは墓碑だ』と信ずる@nkouの
信念におつきあい願いたいものです。

  訪問国  イギリス 羽田空港 〜 ロンドン空港  12時間30分
 機窓からは10時間、ツンドラが続くロシア連邦を越えて行く 右は辻生氏(同室;日立市)、左は自治大の宮本教授である
 ロンドン塔は、幽閉や暗殺など歴史的なドラマの舞台 観光客が多く、絵葉書や似顔絵描き等の出店で賑わっている
 テムズ川河畔の国会議事堂(上院と下院)が見える バッキンガム宮殿の衛兵交代式にも多くの観光客が集まる
 大英博物館に世界中の宝物が集まっている。生々しいミイラ 初めてのお仕事。 国際化協会ロンドン事務所にて
  訪問国  ドイツ ロンドン空港 〜 フランクフルト空港  2時間30分
 フライフセルグの街並み 生活環境重視の静かな小都市 事務所らしき前に置かれている分別ゴミ箱が整然と
 街中いたる所に街をきれいにと意気込みが感ぜられる ヨーロッパでは議員が執行部の責任者となる事が多い
 建物のあらゆる場所にステンドグラスあり圧倒される ビルの屋上に登り、鐘を鳴らす仕組みを勉強させて貰った
  訪問国  イタリア 陸路スイス領 チューリッヒ空港 〜 ローマ空港  2時間
 紀元前1世紀に建設されたパンテオン神殿 教科書にも  パンタオン前の広場 ここでは誰でもコインを噴水に投げる
 映画「ローマの休日」を思わせる噴水にて 大聖堂 嘆きの家族 ミケランジェロのサインが刻まれて
 サンチェロ大聖堂の回廊は緻密な天井画で埋め尽くされて 天地創造図 アダムとイヴの誘惑の図が見られる
 バチカンの衛兵はスイスの傭兵 ミケランジェロの制服 聖ペテロ広場 神殿の周囲は殉教した聖人の塑像が並ぶ
 真実の口 嘘を言うと腕を噛まれるとか…ローマの休日 愛嬌のスパウェイター ここでエスカルゴを試食してみた
 コロッセオの地上部分は板床に盛土や植樹で演出され 地下部分は牢獄や野獣の檻が置かれていたと言われる
  訪問国  スイス ローマ空港 〜 ジュネーブ空港  1時間30分
 スイス・ジュネーブの国連本部の建物 集落に迫りつつある2本の氷河、大自然の脅威に驚いた
 モンブランは見えなかったが、見事な眺望に満足 下りのケーブルでシャモニーの街並みが眼下に見えた
 この頃になると毎度のジャガ芋とソーセージに食傷ぎみ レマン湖水はそのまま飲めて全欧州の有料水の原水となる
 国際都市であるだけに各国の通貨交換も自動でできる マクドナルドは立派なゴミ箱を玄関先に置いている
 スイス名物のホンジュ料理店で生演奏の民族音楽に拍手 ホルン演奏に挑戦して、店内のお客さんの喝采を浴びた
  訪問国  フランス ジュネーブ駅から新幹線でパリ駅へ  5時間
 ジュネーブ駅に入ってきたフランス新幹線でパリへ向かう 車中のビュッフェにて研修ツアーの皆さんと歓談
 パリ着後ノートルダム寺院に 12世紀のゴシック建築の傑作 道路清掃のため定時に路端に水が流される

エッフェル塔

  104年前のパリ開都100年祭、

万国博覧会のシンボルタワーと

して建設された。

  塔の色は工夫の末、人間に

最も穏やかな色として採用

された。

それでも、当時のパリには

馴染まないとして、博覧会以後は

取り壊しの話も出たが、

折しも電波通信の技術が

発明され、取り壊しを免れた。

  …情報化社会の申し子

 凱旋門…建設を命じたナポレオンも戦死後20年後にくぐった 観光客が多いこの凱旋門周辺を清掃活動は続く

 自由の女神?…ニューヨークへ贈呈に先立ち
デザインの了解を求めた原型 実物はこの8倍

 完全自由行動の一日をたっぷり楽しむ 地図を片手にセーヌ河畔を歩く(岩手県自然保護課長と)
 ブローニューの森で自然と紅葉に囲まれた場所を発見 家族を待ったこの一瞬は今も額に入り居間を飾っている
(生涯の中で自慢できるワンショット!)
 旅の最後を飾るセーヌ河クルージングを楽しむ シャンパンで皆の顔もホンノリと研修の成果を讃え合った
 パリの南西24Km ルイ14世が建てたベェルサイユ宮殿 宮殿は広大な庭園と豪華な宮殿でなりたっている
 豪華絢爛な宮殿内部の雰囲気 絵はがき売りの青年と国際交流
 ルーブル美術館 16世紀から300年かけて完成 世界最大 民衆を率いる自由の女神 フランス紙幣にも使われている
 ミロヴィーナス あのモナリザも…どこから鑑賞してもこちらを向いている
 ガラスのピラミット 200年記念で完成したばかりの名所 成田での入国手続きを終えて無事に福岡空港に到着
  14日間の視察を無事に終えることができた パリ空港からシベリア大陸を東へ 帰国  12時間

 

@nkouの海外旅行

 

リンク用banner