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'00 Golden Weekのスナップをご紹介しましょう!!

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アンコウ網を見る

 有明海での船遊びにでかけました。海上では、アンコウ網での漁が見られました。名前のとおり、魚のアンコウのように 海中で大きく広げた網口に魚が入ってくるのを待って揚げる、有明海で古くから行われている漁法です。

アンコウ網での漁獲

 一網で揚がってくる漁獲の一部です。コノシロが多く、魚形は丁度よく育ち今が旬のようです。この他、ワラスボ、エビ、タコ、 シャコ、クチゾコなどです。
 有明海の珍魚エツが数尾獲れました。

海の真ん中に陸地が…

 時間がくると、海の真ん中に陸地が出現します。日本一の干満の差を誇る有明海ならではの光景です。
 子供達が歓声を挙げて船を降り、潮干狩りに熱中します。ただし、磯遊びに飽きても、潮が満ちて船が浮かび上がるまでは帰れ ません。

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知覧の武家屋敷群

 前日の深夜に鹿児島に着き、5日は更に南へドライブしました。
 知覧は、薩摩藩の鶴丸城を守る 113の外城の一つでしたが、 武家屋敷群は 250年前に前後して建てられて、いずれも競うように 垣根を巡らし、町並み全体が一種の庭園都市を形成しており、国の「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されています。

知覧麓庭園のうち名勝七庭園

 武家屋敷群のうち七つの庭園が、国の「名勝」文化財に指定され、観光客に開放されています。江戸時代中期の庭園の姿を残し、また、 琉球の庭園にも相通じるものがあり、優れた意匠で構成されているということです。

知覧は特攻基地ともなりました

 昭和17年、陸軍飛行学校知覧分教所として開校されましたが、太平洋戦争末期、戦況が緊迫し険悪となるにつれ、昭和20年には沖縄決戦 に向けて、本土最南端の特攻基地となりました。
 人類史上類のない爆装した飛行機もろとも敵艦に体当たりした少年達への鎮魂の碑「とこしえに」があります。

恒久平和を願って
 「特攻平和会館」には、陸軍特別攻撃隊員の遺影、遺品、記録等の貴重な資料が展示されています。全国の学校からの修学旅行の際の 折り鶴など多くの感想が寄せられています。戦争を知らない子供達には衝撃的な展示館でしょう。
2階級特進した幼な顔の英霊達の遺影と遺言は今でも涙を誘います。
(館内は撮影禁止のため、パンフレットより)

薩摩富士・開聞岳の雄姿

 運転の途中、思わず車を停めた特産の茶畑からの開聞岳に見惚れました。
 薩摩富士とも呼ばれる開聞岳は、整った山頂と なだらかな稜線が見事で、周囲に山がないため、鹿児島南部のどこからでもその雄姿を見ることができるのです。

池田湖は九州最大

 水深 233m、周囲 15qの池田湖は九州最大のカルデラ湖。火山の噴火でできた自然の力による壮大なアートで、湖面に映った 開聞岳とともに、一層神秘性が増して時間がくる。
 一時ブームとなった「イッシー」は、いませんでしたが、実際に生息しているという大ウナギは、確かに 1mを超えている ようでした。

長崎鼻は薩摩半島側の南端

 長崎鼻の海岸線から直接そびえる開聞岳は、標高が 922mあり、悠然と構えるその姿は南薩摩のシンボルです。
 白砂の海岸を見馴れた目には、火山岩からできたであろう黒い砂浜が珍しく感じられました。

指宿の砂蒸し温泉

 今回のドライブのメインメニューはここ。鹿児島湾に面した浜辺が砂蒸し場になっており、潮の香りを感じながら温泉体験ができました。
 手慣れた手つきで砂をかけてくれるおばさん達との会話を楽しんでいると、10分程で汗が噴き出し天然のサウナ気分でした。

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悲劇の人・西郷どん

 数多くの英傑を生んだ鹿児島の加冶屋町に「維新ふるさと館」があります。
明治維新につながる薩摩のエネルギーの源流を、判り易く 展示してあり、楽しく学びました。
 新明治の元勲が動き語りかける体感ホールのドラマは感動的でしたが、やはり西郷どんの最後は日本の悲劇です。

加冶屋町の親友
 この狭い集落から、明治の新政府を動かした多くの人材が育ったのは、「排他的な性格が強かった他の郷中とは異なり、他の郷中出身者 を幅広く受け入れて、共に学んだ下加冶屋町の郷中教育の寛容さであった。」とあります。
 …それにしても、何度も生き返った末に幼なじみの親友・大久保利通と戦わざるを得なかった西郷隆盛の運命は、やっぱり その役割を背負わされていたのでしょうか…

桜島フェリー
 鹿児島と言えば、やはり桜島。
 桜島へのフェリーに乗りました。あいにく天気が良すぎるのか、桜島の噴煙もあって厳しい溶岩の山肌はもやって見えました。
 撮りすぎたデジカメの電源が 3日で切れました。もう一つの大隅半島探訪は又の機会にということで、G.Wの渋滞が始まらないうちに、 再び高速道路にのって佐賀に帰りました。

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ankouのHomePage工房

 …そしてG.Wの最後の一日は、のんびりこのページの制作に取り組んだのでした。

 この機会に、SOTECマシン周りの雑然としたankouのHomePage工房風景をおまけとして紹介しておきましょう。

 次作を、お楽しみに!

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