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web mateのお尋ねで、久住山(1,787m)麓の温泉探訪に向かいました。大分自動車道を
降りて、国道387号の玖珠郡九重(ここのえ)町の潜石で町田川をまたぐ橋から
眺める"懐かしい光景"です。 |
更に東へ進んで宝泉寺・川底温泉を過ぎ、熊本県への県境の近くに、小さな草庵のそば処があります。 道筋の幟が目印です。つなぎを一切用いないと宣言されたしこしこ蕎麦に納得。七席しかない店内のため、 軒下に待機用のばんこが置いてあります。 |
442号を南小国町に入ると、田の原川を挟んで黒川温泉の旅館が密集しています。 |
泉質はナトリウム塩化物、硫酸塩泉などで、リューマチ、神経痛、皮膚炎などに効能があるそうです。
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黒川温泉ブームのきっかけになった「洞窟風呂」が売り物の「新明館」。近くの旅館からわざわざ
入りに来るお客さんで、館内を行き来する浴衣もまちまちなのが面白い。 |
黒川温泉は密集した泉源と山が迫った川筋の狭い地形を生かして温泉旅館がひしめきあっています。いくつかの旅館が、川向こうに
拡張して川を越える渡り廊下で結んでいます。 |
「洞窟」の名の温泉は他にもあるようですが、「新明館」の洞窟風呂は、ご主人がノミを握り窟をうがち、三年半を
費やして完成させた神秘性が人気を呼んでいるようです。「女性専用」の表示を、うらめしく眺めていると中から賑やかな歓声が
聞こえてきます。 |
黒川最古の天然露天風呂、当館ならではの女性専用洞窟風呂、湯気がたちこめる神秘的な穴風呂、自然の造形を活かした岩戸風呂等、
個性豊かな温泉がお楽しみいただけます。 |
迫力ある絶壁を望む湯やアイデア満載の露天風呂など、渓流沿いという地形を生かして季節感を満喫できるように工夫された
温泉の配置が楽しめるようです。 |
…という具合に、九州に住みながら初めて訪れた山あいの温泉郷でしたが、とても素晴らしいところだと思いました。 皆さんも、ぜひお訪ねください。
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このReader's Requestシリーズ…ご要望があればankouが探訪します m(_ _)m
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