'02-Spring
季節 | |||
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June Bride | ’02. 6. 2 | ||
いよいよワールドカップ | ’02. 5.25 | ||
モミ撒きの季節 | ’02. 5.20 | ||
雨のゴールデンウィーク | ’02. 5. 5 | ||
ハナミズキの季節 | ’02. 4.11 | ||
一心行の大桜 | ’02. 3.31 | ||
ハカラメの花 | ’02. 3.28 |
前の席には30数年ぶりに出会った友人が座っていました。「君の結婚式の時に今日の父親がいて、僕に隣家の従妹との交際を申し出たんだよねぇ」…その後、その従妹は結婚し三女をもうけ、今日はその末娘の結婚式だったのです。 その父親との出会いがなかったら、彼は直接従妹にプロポーズできたかどうか?今日の主人公のJune Brideは生まれていたのかどうか? …不思議な因縁を感じた結婚式でした。 必然の運命に酔っている新郎新婦は、仲人のいない新しい形で仲間からの祝福を受け、僕らの前のキャンドルに愛の炎を点してくれたのでした。 |
まだ「オフサイド」のルールも分かりませんが、サガン鳥栖(Jリーグ2部)との国際親善試合を観戦しました。褐色の肌に豹みたいにしなやかなカメルーンの選手には、まだ長旅の疲れも残っているようでしたが、地元の選手は高いヘッド勝負にも果敢に挑戦して善戦しました。 30分ハーフの提案に満員の観衆は気持ちよく拍手を送って、最後のロスタイム1分のところでハナを贈った恰好で前哨戦は終わりました。 いよいよあと一週間で、韓国と日本を舞台にしたオリンピック以来の超ビッグイベントの開幕です。 ささやかに参加している実感が湧いています。 |
田植機に使用する苗箱は、水田1反(10a=1,000u)当たり24箱の計算で準備します。最近は、モーターで動くローラーに床土を盛った苗箱を乗せると、消毒剤入りの水をかけ、1箱当たり180〜200gのモミを撒き表土も被せてくれるのです。 簡単な作業ですが、途中で停められないので、それぞれの補給スタッフが必要です。今年は、隣の孫たちもかなりの戦力になってくれました。 太閤検地は、人ひとりが一年生きていける量になる米一石(千合)を生産する田圃を、「1反」と定めたと言われます。佐賀平野では、1反当たり米10俵(4石)ができますから、現代の稲作は4倍の技術革新でしょうか。山地の実家では8俵が平作です。 |
長崎の郊外北西の西彼杵半島を半周する外海町に、まもなく開館二周年を迎える「遠藤周作文学館」に立ち寄りました。 館内は本当に静かで、キリシタンの里に遠藤文学の原点を求める愛好家が、貴重な生前の愛用品、遺品などの展示に息をのむ熱心さで、連休の下界とは異なった雰囲気を醸していました。 強化ガラスから眺める五島灘に、時折通り過ぎる雲の合間に近くの奇岩、半島の山並みや島々を眺めることができます。晴れた日には、遠くに五島列島を見ることができるそうです。 「沈黙」の執筆中から始まったこの地との交流を、@nkouによく似た(逆?)狐狸庵先生に学ぶドライブでした。 |
和名のアメリカ山法師は、頭状の花序を僧の頭に、白い総苞片を頭巾に見立てたものだそうですが、背が高い花木ですから花弁を捉えるには高い足場が必要でした。 佐賀市内の新しい観光スポットである松原川親水公園で撮影中に、ツアー企画らしいグループが現れてしきりに写真を撮り始めました。 昨年の夏に紹介したカッパ「河太郎」右手の、放水センサーを教えてあげたことでした。 |
天正8年(1580年)、薩摩との戦いに散った峯伯耆守惟冬の菩提樹として、ひそかに故郷峯村に戻った室とその嫡男を守る少数の家臣たちによって植えられたと伝えられています。城主と家臣たちの御霊を弔うため一心に行を修めたことから「一心行」の名がついたということです。 昭和初期の落雷により幹が六本に裂けたそうですが、四百数十年の時を経た今も見事な花を咲かせ、周りの水田を駐車場にして九州各地から押し掛ける観客を迎える地元の有志の皆さんの頑張りで壮大な花見ができました。 ( 3/31 阿蘇郡白水村にて) |
鹿児島のミセスコロンダさんちのベランダでは、そのハカラメが見事に花を咲かせています。幹の先端30pほどに小さな釣り鐘草みたいな花が鈴なりに咲いています。 花が咲くのは、樹齢なのか気温や日照時間なのか分かりませんが、葉っぱ群の上にぐんと花房が伸びているところをみると、誰かの説みたいに「いじめて(剪定して?)可愛がる」必要があるのかもしれません。 |