ふるさと塾印
'01-Summer
'03-Summer

 
季節
タ イ ト ル
掲載 期日
樫原湿原の夏   ’03. 9. 3
夏の名残り   ’03. 8.29
お盆の花・芙蓉   ’03. 8.10
夏の花・向日葵   ’03. 7.29
博多祇園フィナーレ   ’03. 7.16
梅雨の晴れ間   ’03. 7. 3
おかげさまで、10万アクセス!   ’03. 6.14

 
お急ぎでない方は

 
9/ 3 掲載 A WEEK-SHOOT JPG   
可憐な花弁のサギソウ
 
樫原かしばる湿原の夏
  「国の重要湿原」に指定されている樫原湿原は、海抜 591mの佐賀郡と東松浦郡の境界にあり、九州最大規模の湿原です。
  夏休みの最後の日曜日、いつもは訪れる人も少ないのですが、家族連れや愛好家たちが、あちこちで静かにゆく夏を惜しんでいました。
  ここでは、可憐で繊細な高山植物や昆虫などが懸命に生きている姿を間近に観察することができます。自然の湧き水に恵まれ、水温の変化もすくないために、長い年月にわたって安定した湿原植物群落が維持されているのだそうです。
  今年の驚きは、白鷺に見立てて名付けられたサギソウの自生地があちこちに見られたことです。
  観察員を常駐させ、自然保護に努めてきたせいでしょうか。いつもは、カメラマンが一輪の花に集中したものでしたが、今年はあちこちで、およそ 10株ほどを見つけることができました。
  サギソウの盛りも、あと僅かでしょうか…
( 8/31 七山村・樫原湿原にて)        
 
 
8/29 掲載 A WEEK-SHOOT JPG   
蜂の巣のような実には一粒ごとに種が
 
夏の名残り
  冷夏と言われた今年の夏も、お盆を過ぎた頃から暑くなって、時折激しい雨が降ったりして不安定な天候が続いています。
  桜の名所として知られる神野こうの公園の池では、七月の初めにきれいな花を咲かせていた蓮が、立派に実を結んでいました。
 花たくが蜂の巣のように膨らんで、一個一個の種を大事に育てています。周りの種子は成熟してもう池の中に落ちたようです。

  今年は冷夏のために米の出来も悪く、米価にも影響しそうだということですが、こうして厳しい条件の中でもキチンと四季の営みが繰り返されているのですねぇ!

( 8/29 佐賀市・神野公園にて)
 
 
8/10 掲載 A WEEK-SHOOT JPG   
菩提寺の境内に咲く芙蓉の花
 
お盆の花・芙蓉
  春と秋のお彼岸とお盆には、弟達が遠く住んでいるから、つれあいのところの菩提寺にもお詣りをする。
  お門をくぐると街中とは思えない、静かな涼気に浸ることができる。ここの住職さんは現代的で、HomePageでの布教にも熱心である。そこには、檀家で唯一の「ふるさと塾」へのリンクも張っていただいている。「妙念寺の四季」もお勧め!)
 境内の墓所には、様々な木々が季節の花をつけているので、必ずカメラを持って行く。今年の夏は、丁度、「芙蓉の花」の時期に出会った。
  佐賀には「芙蓉」という名の銘酒があるなど、この季節になるとあちこちで見かける花ではあるが、「一日花」の名前のとおり、イメージにぴったりくる花弁と蕾を捉えることができたのは珍しいことだ!
  佐賀での墓参りが済むと、ふるさと相知での「盆焼酎漬け」の日々に入る。
( 8/10 佐賀市内・妙念寺にて)
 
 
7/29 掲載 A WEEK-SHOOT JPG   
逢う地の里のヒマワリ群
 
夏の花・向日葵
  大きな雨の被害をもたらした今年の梅雨が、やっと明けた。夏の花は、やっぱり「ひまわり」だ。
 出逢いの里と呼ばれる相知(おうち)町は、松浦川と厳木(きゅうらぎ)川が合流し、佐賀から唐津へ向かう道路と伊万里への道路が交差する。JRもそうだ。人口一万人に満たない小さな町に、五つの駅があることからも、交通の要衝を物語っている。
 その二つの川が合流する山崎の地は、いつも河川や道路の工事が行われているが、その残地だろうか…国土交通省の粋な計らいだろうか、秋はコスモス、春は菜の花、そして今年の夏からはヒマワリの群落が通りがかりの人々の目を楽しませている。
 新しい名所になっているのかもしれない。県外ナンバーの家族連れもみかけられる。
 2haを超える用地一面に、逞しく頭をもたげたヒマワリの花は、今は青年期に見えるが日射しを求めてもうすぐ絶頂期を迎えることだろう。
( 7/26 相知町山崎にて)
 
 
7/16 掲載 A WEEK-SHOOT JPG   
力水がはじける追い山
 
博多祇園フィナーレ
  七月に入ると、博多の街は急に活気づく。街角に飾り山の飾り付けが始まり、町内会ごとに屯所ができる。ハッピを着込んだ 男達が何故か気せわしげに行き来する。
 鎌倉時代(1241年)のこと、博多の町に疫病が発生し、多くの人がバタバタと倒れていった。町の人が施餓鬼棚に棒をつけ、町中をかつぎ廻りながら甘露水を撒いて清めると、さしもの病魔も退散したという言い伝えが「博多祇園」の始まりらしい。
 10日からは、七組の流れ(かき山グループ)ごとに走りならしが行われて、15日が「追い山」本番。大太鼓の合図で一番山が櫛田入りし、5分おきにスタート。一番山だけが櫛田入りして「祝い目出度」を唄い納める。
 山は境内の清道を回り、須崎町の廻り止めまでの約5kmを疾走する。
 新しく開校する「九州外国語学院」は、「東流」の組内にある。 我々は前夜から泊まり込んで、初めて参加する怒濤の「追い山」に水を掛けた!
( 7/15 御供所町にて)            
 
 
7/ 3 掲載 A WEEK-SHOOT JPG   
ハイビスカスとあじさい
 
梅雨の晴れ間
  今年は、殊のほか本格的な梅雨空が続いています。
  うっとおしい空模様だからこそ、明るい彩りを求めてさまよったりしました。6年間、表紙写真を掲載しているとあじさいもノウゼンカツラも…以前にしっかり採用しています…

 ちょっとの晴れ間に、ぼんやりとベランダを眺めていると、ありました! ハイビスカスもあじさいも既に登場ずみですが、青空をバックに鉢植えの花を寄せ合うと、見事な和洋折衷のこれこそ「生け花」です。
 ハイビスカスは一年を通して鮮烈な赤を強調してくれますし、あじさいの花株も、もうすっかり冬越しができるようになりました。
 まもなく、佐賀の空も「梅雨明け」宣言を迎えることでしょう!

( 7/ 2 ベランダにて)
 
 
6/14 掲載 A WEEK-SHOOT JPG   
10万アクセスの画面
 
おかげさまで、10万アクセス!
  6年前の1997年、インターネットの概念は勉強できても、自分が発信する…HomePageをつくるという技術のきっかけすらも分かりませんでした。
  思いあまって職場の後輩に、その研究を命じ?ました。「なんだか、HomePageビルダーというソフトが要るようだ」という提言で購入し、待つこと数ヶ月…持ち込んでくれた画面は、なんとも珍妙なものでした!  その後輩を家に泊め、二人で実験すること数日、やっと設計書のソースに辿りついたのです。そこからは、@nkouの面目躍如です。
  恥ずかしながら、shizukoさんちの掲示板のソースをコピペする蛮行もやらかしました (^_^;)
  …そうして始まった@nkouの「ふるさと塾」が、このたび 10万アクセスを迎え、熊本のばってんばーばさんがゲットしてくれました。
  思いつくたびに繋いできたページは、迷路みたいに複雑ですが、確か 500ページを超えることでしょう。これからも、「人生の墓標」と信ずるインターネットにお付き合い下さい。 m(._.)m       
( 6/13 ばってんばーばさんの ScreenPrint)
 
 

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