ふるさと塾印
'02-winter

'03-winter

.

季節
タ イ ト ル
掲載 期日
牛尾うしのお梅林が見頃 ’03. 2.17
ランタンフェスティバル ’03. 2.11
季節の移ろい ’03. 1.21
除夜の鐘撞き ’03. 1. 6
溶けない雪だるま ’02.12.13
空いっぱいの紅葉 ’02.11.16

 
お急ぎでない方は

 
2/17 掲載 A WEEK-SHOOT JPG   
緋梅・白梅・紅梅、一目一万本
 
牛尾うしのお梅林が見頃
  2月には珍しい陽気が続いている。「少し遅くなったかなぁ」と、小城町の南、牛尾山の梅林に登ってみた。1万本を越える梅林は、江戸時代半ばに梅の「実」を採るために栽培されてきたと言われるが、今では有名な「梅の名所」である。
  緋梅はちょっと過ぎた感じだが、白梅紅梅はちょうど見頃であった。昨日の日曜日には賑わったであろう山頂には、まだ出店が並んでいて観客も多い。梅の花が山肌一面を覆い、ふくいくとした梅の香りが一帯にたちこめ、山頂からの眺めもよく眼下に佐賀平野はもちろん、遠く雲仙を望むことができる。
  写真に夢中になっていたら鶯の鳴き声も聞こえてきた。デジカメを動画に切り替えて収録する。
  今日の取材は表紙写真と FLASHアニメの効果音も取材できてラッキィな近郊ドライブとなった。
( 2/17 小城町・牛尾梅林にて)
 
2/11 掲載 A WEEK-SHOOT JPG   
夜空に龍が泳ぐ
 
ランタンフェスティバル
  ランタンフェスティバルは、中国の旧正月を祝うもので、中国や台湾、香港でも「灯籠節」として行われており、長崎でも在留する華僑の人々により行われてきたそうだ。
  10周年を迎えた今年は、会場を市内各地に分散して更に規模も大きくなり、長崎の冬を彩る一大風物詩として定着した。
  昔、長崎に寄港した中国の唐船は、航海の神様「まそ(ボサ神)」 をお祭りしており、滞在中はこのマソ様を出港まで唐寺に安置するため、長崎の街を爆竹や中国楽器を鳴り響かせながら練り歩いていたと言われている。今年の見物は、この「媽祖様行列」に従い、街中のお祭り気分を満喫したが、長崎市民にも珍しい「媽祖神」のアップ(実物は50cmくらい)を見出しにお楽しみください。
( 2/ 9 長崎・新地の中華街にて)
 
1/21 掲載 A WEEK-SHOOT JPG   
寒々とした嘉瀬川河畔
 
季節の移ろい
  昨日は「二十日正月」と「大寒」が重なった日だった。二十日正月は、正月の祝い納めとして各地でごちそうや餅を食べ尽くす習わしが残っているようだが、幼時の思い出としては「十四日正月」と並んで「ぜんざい」を食べることができる日と記憶している。「大寒」は二四節気のうち、いよいよ寒気がつのる日であろう。佐賀の空もどんよりとしていた。
  そして今日は、抜けるような晴天となった。秋には国際バルーン大会で賑わう嘉瀬川河畔に、”春の兆し”を求めて行ってみたが、まだまだ川岸の木々は寒々とした風情だった。それでも、日当たりのいい川の土手には伸びきらない菜の花が可憐な花をつけ、吹きつける北風に耐えていた。
( 1/21 嘉瀬川河川敷にて)
 
1/ 6 掲載 A WEEK-SHOOT JPG   
恒例の除夜の鐘
 
除夜の鐘撞き
  毎年変わらない年末年始の行事の中で、変わったことといえば覚えたての手打ち蕎麦を年越しに挑戦したぐらいのもの…
 紅白歌合戦の中盤から仕込みにかかって、除夜の鐘が聞こえ始める頃、初めての処女作にはちょっと未練が残ったけど近くのお寺に向かう。
 今年はちょっと人出が少ないなぁと思いながら、いつもどおり焚き火のまわりの人に挨拶して世話役さんの振舞酒を受ける。
 鐘楼の前の行列に加わると、数え継いでいる鐘の数がやっぱり早いようだ。
 周りの人に順番をちょっと譲って、@nkouの迎え年61番を、女房が57番を撞かせてもらった。
 …今年も、いつもどおりにと祈った新年だった。
(12/31 佐里の鎮道寺にて)
 
12/13 掲載 A WEEK-SHOOT JPG   
愛らしい雪だるま
 
溶けない雪だるま
  透明な氷柱に、愛らしい雪だるまが閉じこめられている。技術的に難しいとされた「氷詰めの雪だるま」が佐賀市内の氷店で発売されています。
 高さ15cmの雪だるまが、25cmの氷柱に詰められており、赤や青のキャップや可愛いデザインのマフラー…。店主の岩瀬さんは、「お好きな物を選んでください」と並べて見せてくれました。
 @nkouが選んだのは、毛糸のスキー帽が可愛いこの雪だるま。全国で初めてのこの商品は、室温でも4、5時間は持つそうですから、氷柱が溶けてしまわないうちに冷凍室で氷を補給してあげれば、おひなまつりや誕生日などで何度もご披露できるのではないでしょうか?
 もっとも、水に入れたら溶けてしまう雪だるまは、特殊技術で凍らせられているそうですから、永久保存ができるのでしょうかねぇ(笑)
 今日から出掛ける名古屋の文ちゃんが喜ぶぞ!
(12/13 佐賀市・岩瀬氷店にて発売開始)
 
11/16 掲載 A WEEK-SHOOT JPG   
空いっぱいに広がる見事な紅葉
 
空いっぱいの紅葉
  8/3付のこの欄で、「湧き水をたずねて」と題して勇猛寺を紹介しましたが、その裏庭に繁っているモミジの古木が見事な紅葉を見せています。
 樹齢は分かりませんが、杵島三山は日本で最初に編纂された「肥前風土記」に誌された山だそうで、このお寺の境内には歴史を物語る平安時代仁安三年(1168年)銘の倶利伽藍龍王(不動尊の化身)碑が残されています。
 また、門前の槇の木は「佐賀の名木・古木」として、推定樹齢310年と登録されていますから、数百年の歴史を経てきたことは確かでしょう。
 今日もまた、この古木の傍の湧き水を汲むおばちゃん達が、時々腰を伸ばして薄日に映える紅葉を愛で合っていました。
(11/16 杵島山・勇猛寺にて)  
 .
 

以前の表紙写真集  Top Page に戻る