'04-Spring
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季節 | |||
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巣立ちの日、近し | ’04. 5.23 | ||
皇太子殿下、佐里へ | ’04. 4.25 | ||
さくら 桜 | ’04. 4.13 | ||
親孝行の春 | ’04. 3.18 | ||
開花宣言第一号 | ’04. 3.28 |
| 相知エイト会は、もう20年ほど前に8mm映画に熱中していた、佐賀県コンテストを実施するほどの古い仲間なのです。今は、すっかりビデオの時代ですが、デジタルではないアナログ最後の手作りの時代に、あぁでもないこうでもないと、作品のテーマや画面構成、選曲やコメント、そしてクライマックスへの持ってゆき方などを議論した仲間なのです。 今日の日曜日、どちらも気をおけない酒宴を過ごした@nkouは、二日酔いのまま、隣家の籾撒きのお手伝いをしました。 すっかりいい汗をかき、籾撒機を格納した納屋に、今にも巣立とうとするツバメのヒナを見つけました。待ち受けるカメラマンにツバメの両親は、何度もためらった末にやっと雛たちの巣に餌を届けました。 巣立ちの態勢を整えた雛たちは、いつものように大きな口を開けて甘えていますが、この親子には、どんな人生いや「燕生」が待ち受けているのでしょうか… |
| 「アザメの瀬」は、松浦川の失われた自然を取り戻そうと、水田だった約 6haを遊水池として治水に役立てるとともに、湿地化して魚や植物のすみやすい環境につくりかえようとするものです。吉野ヶ里歴史公園で開催された「全国みどりの愛護のつどい」にご臨席された、殿下のご視察先としてはぴったりのところだったのでしょう。 この事業は地元住民の意見が尊重され、全国各地の大学の研究テーマとなるなど、これまでの公共事業とは大きく変わったスタイルで、ゆったりとした時間の経過が見守られています。 これまでの@nkouは仕事柄、皇族のご来訪の折りには何らかの役割を持っていたので、今回は初めて一般奉迎者としてワクワクしながら、まわりの人とお噂をしながら車列を待っていたのでした。 |
| 平安神宮神苑の池泉回遊式庭園は、枝垂れ桜が満開で見事な花吹雪でした。枝垂れ桜は、枝の成長が早すぎて花の重さにその枝がついていかず枝垂れてしまうのだそうです。 二条城〜円山公園〜高台寺の夜桜ライトアップも巡りましたが、これは改めてご紹介しましょう! 二日目は、大阪造幣局の「通り抜け」に参加しました。明治16(1883)年、「局員だけの花見ではもったいない。市民とともに楽しもうではないか」ということで始まった、一週間の構内公開は昨年は66万人の人出だったそうです。 淀川沿いの全長560mの通路の両側に並んだ、121品種 369本の桜の饗宴には息を呑みました。 行事のテーマである「今年の花」は「御衣黄」…花は黄緑色で、15枚ほどの花弁の中心に紅色の縦線が現れる大変珍しい品種で、5,6本しかないこの花は特に注目を集め、シャッターを切る肩が押し廻されて撮影が大変でした。 |
| 今年の春は、息子の卒業式を機会に80近い親父と一緒に上京しました。新しいアクアロードで千葉の袖ヶ浦まで20分です。三日間で、念願の親父にとっては甥や姪との面会を果たしました。 見たいところすべては、はとバスのコースにないので地下鉄にしました。浅草〜柴又・帝釈天〜泉岳寺〜靖国神社…やってみると以外に楽なルート上にありました。できるだけ階段を避け、迷子にならぬよう振り返り振り返り…人混みの中を歩きました。東京は、どうしてこうも人間が多いのでしょう… 卒業式では、来賓の北京大学学長の話に居眠りしていたので、こっそり揺すってあげました(苦笑) 出発の日は、湯島聖堂・天神さん〜上野公園〜アメ横〜世界貿易センター(展望台からは、まだ雪深い富士が見えました)そして増上寺…門徒総代をつとめる親父の希望は、「寺」ばかりです。 ここの桜は満開で、折から一組の結婚式があっておりました。やっと卒業できた息子にホっとしながら、母を送った時と同様な親孝行の春でした。 |
| 昨年も、ここ福岡市東長寺の桜の蕾を紹介しましたが、今日はそのお隣の「九州外国語学院」の開校式でした。中国からの留学生に日本語を教える新規校として、昨年のこの季節から開設申請事務をお手伝いしてきましたが、いよいよ4月からは20名の学生がやってくる運びとなりました。 近くには観光名所でもある聖福寺もありますが、御供所町という由緒ある街のこの寺は、大同元(806)年、唐から帰国した弘法大師の創建と言われ、寺宝の木造千手観音立像は国指定の重要文化財であり、黒田藩の2代・3代藩主が祀られています。 境内の古木は、開花宣言の基準木ではないかと思えるほど見事に花弁を開いていました。咲いたばかりの花の傍にはまだちょっと固い蕾も見られますが、お祝い気分にぴったりのサクラサクの気分になれたのでした。 |