ふるさと塾印
'06-Autumn

'06-Autumn

 
季節
タ イ ト ル
掲載 期日
〆縄づくりも追い込み   ’06.12.27
我が家のクリスマスツリー   ’06.12. 3
黒酢が醸成される壺畑   ’06.10.30
同窓会の興奮と哀惜   ’06. 9. 5

 
 
12/27 掲載 A WEEK-SHOOT JPG   
〆縄づくり小屋の光景
 

〆縄づくりも追い込み
  いよいよ今年も押し迫りました。今年の我が家は、正月七日から50年ぶりのリフォームに始まり、雑事の多い一年でしたが、親父をはじめ家族が健康に過ごせたことだけが収穫の歳末を迎えております。
  今年の世相を表す漢字は【命】となりました。本当に差し迫った話題の一年でしたねぇ…
  ふと思い出して遠縁の〆縄づくり農家を取材しました。10月から取りかかっている作業小屋には、企業や神社向けの大きな〆飾りから〆縄まで何百という製品が山積みされていました。「歳を取ったら、締める力がなくなって…」と手伝いの奥さんは、出荷の手配に大忙しの感じでした。
(12/27 相知町千束にて)
 
 

 
12/ 3 掲載 A WEEK-SHOOT JPG   
我が家のクリスマスツリー
 

我が家のクリスマスツリー
  最近、インターネットのオークションにはまっています。1円から入札ができる競りコマには、クリスマスを控えて、いろんな生活用品やアイデア商品が出品されています。また、町内にも X'masイルミネーションを飾る家が増えたので、出品されていたクリスマスツリーに手を出してみました。
  送られてきたのは、2m30のジャンボなファイバーツリーで、3,000円はお買い得だと思ったのですが、送料に 2,000円がかかりました  (T.T)
  昨夜、お隣りを招いて点灯式を行いましたが、枝先まで流れるようにファイバーが輝き四色に変化するイルミネーションライトはかなり見事なものです。
  その後は、リフォームの副産物で出現した囲炉裏端でカキ焼きを楽しみ、得意の牛スジカレーをご馳走して、我が家のX'masシーズンが始まりました。  ♪♪
(12/ 2 我が家の玄関先にて)
 
 

 
10/30 掲載 A WEEK-SHOOT JPG   
桜島を背に壺づくり純米黒酢が醸成されている壺畑
 

純米黒酢が醸成される壺畑
  200年程前から、鹿児島市の北東40qに位置する「福山」で、南国の豊かな太陽エネルギーを生かした酢の醸成が行われてきました。
  鹿児島での同窓会を機会に、連れ合いのお友達の案内で足を伸ばしてきましたが、まさに感動の大自然に接しました。
  壺づくり純米黒酢は、露天に並べた三斗入りの薩摩焼の壺に、米麹と蒸し米と地下水で仕込みます。この一つひとつの壺の発酵具合を見ながら、糖化→アルコール発酵→酢酸発酵→熟成へと育てていくのです。毎日の気象に合わせて「酢」を育てていく壺が15,000個、整然と並べられた作業場を、職人さんは「壺畑」と呼ぶそうです。
  桜島を背に穏やかな秋の日射しを受けている壺畑で、『素焼きの壺に住み込んでいる微生物が、まろやかでコクのある風味に育てるのです』という説明を聴いていると、益々桜島が雄大に見えてきたものです。
(10/29 黒酢の里、鹿児島・福山にて)
 
 

 
9/25 掲載 A WEEK-SHOOT JPG   
佐里温泉駅で同級生を見送る
 

同窓会の興奮と哀惜
  小学校の6年間、三十数人の一学級なので組替えもなく、それだけ兄妹のように育った同級生は、おシッコをしかぶったり、弁当を盗んで食べてしまったりの『事件』はもうすっかり飛び越えて、病気や年金の話題で笑い合う仲間になってしまいました。『金の卵』と呼ばれてもてはやされた級友のほとんどが、東京や関西に散らばり、この頃の同窓会は、地元と京都や東京での5年毎の開催としていますが、今度の地元での開催は関心を高めようと「最後の?同窓会」とタイトルをつけてみました。
  参加は半分ほどでしたが、いつものとおり何の飾りっ気もなく、新たな感動や笑いに包まれた二日間でした。自慢のミニ学芸会では、「ありゃあ、そけ来よっとは○○ちゃんじゃあなかね!」という形で、それぞれの近況報告が続いていきます。
  夜、眠るのも惜しむように二日目は、恩師の仏壇を巡り、10年に一回の町内観光に廻りました。再会の興奮が強い分だけ、別れ際にはなんだか秋深い哀惜を感じました。
  …  次回は、3年後に大阪だそうです。
( 9/25 佐里温泉駅にて)
 
 
お急ぎでない方は

 

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