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11/22 掲載 A WEEK-SHOOT JPG
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雷山 千如寺の大楓
雷山・千如寺の紅葉が見頃だろうと言う親父の奨めで、連れ合いと出掛けました。
前原から雷山へ登る中腹にあるこの寺を初めて知りましたが、鎌倉時代には北に玄界灘を臨む位置にあるため、元寇に対する最前線の祈祷寺院として幕府より期待が寄せられていたというほどの古刹なのです。
古めいた本堂に昇ると、本尊の「十一面千手千眼観世音菩薩」が高さ 4.6mの偉丈夫で睥睨し慈悲を施していらっしゃいます。思わず頭を垂れるほどの威厳でした。
この寺の庭の中央に、福岡藩主の黒田継高公が植えたと伝えられる大楓(樹齢約400年)が枝を広げ、見事に紅葉していました。
広大な伽藍を一巡すると、山々の紅葉も一望でき、裏山の表情豊かな五百羅漢も楽しめる隠れたスポットです。今週限りの紅葉かもしれませんが、寺門の前で売られている甘酒もお験しください。
(11/22 雷山観音 千如寺にて)
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