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接続事情
(直接 投稿)
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接続事情

投稿者:ankou 投稿日:2000/10/23

 左の写真は、韓国・済州道庁の玄関ロビーのインターネットコーナーの

光景です。

 よく見ると、市民が自由に使用できるブースは四つに仕切られて、写真

の少女のほかに、年配のおばちゃんの姿も見掛けられました。

 表敬訪問に訪れた我々を見送っていただいた副知事が、特別の自慢もありませんでしたから、

ごく当たり前の光景なのでしょう。

済州島は「道」を名乗っても、人口50万人の田舎の島です。そこの道庁には当たり前のように

インターネットコーナーがある…

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 釜山に渡りました。こちらは、人口 400万人の大都会、釜山港を見下ろす高台はすべてビルが

林立し、人口密度は東京並みになってきているようです。通訳の話では、家庭での使い放題の

接続料が、月当たり1,000円〜1,500円なんだそうです。

「街のいたるところに『インターネットカフェ』や『PCルーム』という名前のお店がありますよ。」

というお話でした。

 東京でさえも、"104"で 100円を奮発して検索して 4店しかヒットしないのを知っていたので、

わずか 1時間での買い物の時間での my-home接続はあきらめてみやげ物探しに専念しようと

考えたのでした。

ところが隣の店に移る道すがら、ふと見上げると3Fに『PCルーム』の看板があるではないで

すか…。「農協経営の物産館でキムチを買おう!」と意気込むメンバーからこっそり離れて、

薄暗い階段を駆け上がったものでした。

 なんの飾りもない室内には、パソコンがぐるりと30台ほど並べてあるだけ…アルバイトらしい

若いお兄ちゃんは、自分のゲームにはまっている。日本語もカタコトの英語も通じない。

 …Windows Please! と、おもむろにのたまうとお兄ちゃんは近くの一台の椅子を引いてくれた。

ヨッシャーと、ホームページのアドレスを打ち込んで、くだんのお兄ちゃんを呼んで my HomePage

を自慢しようとしたら、なんと見慣れた画面はびっしりとハングル語で占領されていました。

 「表示」と「文字のエンコード」の切り替えは、確かこのあたりと試してみるものの肝心の文字が

見えないでは、どうしょうもない。


 「えーい、ままよ。」とアルファベットで打ち出すと、意外とこれが快調!

I am in Pusan,now.という具合に、自分の掲示板に足跡だけ残して、連れのみんなが捜している

だろうと、「How much,thank you!」…

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 部屋の中央の、会計カウンターらしきところのお嬢さんに、300円を覚悟して 1,000ウォン札を

三枚差し出すと、お嬢さんはニコっと笑ってそのうちの一枚を抜き取った。

 「100円! 安〜い!」

 …接続料が安い →  I-net が広まる →情報交換が多くなる →接続料が安くできる

ねっ! NTTさん? 「都市圏だけ、5000円フリー。地方は、再来年頃?」…

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 今更、ISDN不調で、「西日本も 4,500円でいいですよ」と言われても、僕には遅すぎます。

CATVは、プロバイダーともで、5,000円なんですよねぇ!

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