ふるさと塾印
'07-Summer
'07-Summer

 

季節
タ イ ト ル
掲載 期日
夏の名残り   ’07. 9. 8
千の風になって   ’07. 8.23
秋 立ちぬ   ’07. 8.21
サークルの撮影会   ’07. 7.28
まもなく巣立ち   ’07. 7.11
アザメの瀬で田植え   ’07. 6.30

 
お急ぎでない方は
 
9/ 8 掲載       A WEEK-SHOOT JPG   
好みの色に咲いたアサガオ
 

夏の名残り
  この夏は、記録に残る暑さと全国に名を馳せた高校総体と甲子園の話題に燃え立った日々でした。
  九月の声を聞いたのに、我が家では今、アサガオの盛りを迎えています。
  今年のアサガオは、昨年、丁寧に実を獲って保存してきた実生の花です。種を蒔くのが遅くなって、お盆を過ぎた頃から咲き始めました。
  始めのうちは、淡いピンクの花ばかりで変化がなく、「やっぱり実生は無理かなぁ」と思っていたのですが、この頃の蕾は濃い色を包み込んで凛とした勢いを持っているようです。
  今朝は、私好みの色合わせの花群が目に入ったので、カメラを向けてみました。
  夏シリーズのこのページを締めくくるショットとなることでしょう…
( 9/ 8 自宅にて)
 
 

 
8/23 掲載       A WEEK-SHOOT JPG   
早くも咲いた洋子さんの彼岸花
 

千の風になって
  この時期、町内では一番早く、彼岸花が外来種から咲き始めるという、友人の奥さんの投稿記事に誘われて、その写真を去年のこの時期に紹介しました。
  今年もそこに行ってみると、今度は紅色の花が盛りでした。原稿を書く時に、全く同じ日だったことに気づきました。  
  その時、重い病床にあった彼女にその記事を印刷して励ましの気持ちで送ったのですが、二ヶ月後には、家族の人達に「私のお墓の前で泣かないで下さい/そこに私はいません…」という歌詞を渡して亡くなられました。63才!  これからと惜しまれる才女でした。
  私は、『千の風になって』という歌を彼女の葬儀で知りました。
  友人は彼女の初盆をすませ、「今年も咲いているよ」と私に教えてくれたのです。
        
( 8/23 相知バイパスにて)

 
 

 
8/21 掲載       A WEEK-SHOOT JPG   
空いっぱいに広がったうろこ雲
 

秋 立ちぬ
  今朝は、空一杯に広がったうろこ雲で明けました。いわし雲、さば雲などとも呼ばれるうろこ雲はいつの時期でも見られますが、やはり秋が多いそうです。
  今年の夏は格別に暑く、岐阜県の多治見市では40.9℃と国内最高気温の記録を塗り替えて、国内でも40℃以上を記録した日が三日連続し、観測史上初めてだったそうです。
  テレビでは例年の如く甲子園の熱闘を続けていますが、今年の佐賀代表の佐賀北高はベスト4まで進出し、13年前の佐賀商業の全国制覇を思わせるようなミラクル・パワーを発揮しています。
  私的には、今年から引き受けた公民館主事として夏の行事が多く、やっとすませた盆踊り大会に休むまもなく、区民運動会の準備を催促されるような今朝の気配です。
  夏のなごりと初秋の訪れを感じさせる時季となりました。
( 8/21 日ノ向地山に広がるうろこ雲)
 
 

 
7/28 掲載       A WEEK-SHOOT JPG   
迫力の三連水車
 

サークルの撮影会
  相知パソコンサークルを開設して2年半になります。週に一度の集まりで、一時は昼夜の2コースでしたが、今では主婦の手が空きやすい午前中に開催しています。
  これまでの登録者は50人を越えますが、自主的に卒業する(笑)人もいて、今では10人前後でワイワイ楽しんでいます。
  サークルの特色は、受講料を積み立てて、3ヶ月に一度のオフ会があることです。
  今回は、デジカメの実習を兼ねて撮影旅行に出掛けました。白糸の滝(前原市)〜原鶴温泉〜三連水車・秋月城跡(朝倉市)…
  朝倉の三連水車は、江戸時代に飢饉や干ばつから逃れるために、農民が筑後川の水を引き入れて開田した時の遺産と言われ、今でも現役で頑張っています。
  メンバーの力作が、Web写真展を賑わせています。         
( 7/12 朝倉市菱野 にて)
 
 
 
7/11 掲載       A WEEK-SHOOT JPG   
 

まもなく巣立ち
  3年前にも、このテーマに挑みましたが(参照)、念願のNIKONの望遠を得たので、再度待ち受けてみました。
  この春最初の孵化の時は、一羽の雛が落ちていたのでソーっと巣に戻しておきましたが、家移りしないところをみると、初めの巣立ちもうまくいって、この巣が気に入っていることでしょう。カメラを構えていると親ツバメが仲々近づかないので、雨傘をかぶってみると頻繁に餌を運んで来るようになりました。
  シャッターチャンスは、親が近づくと三羽の雛が一斉に大きな口を開けてギャーギャーと鳴きたてるので判るのですが、餌を与えるのは一瞬ですから、仲々親のポジションが思いどおりに撮れません。
  何回目かのショットで、ツバメの尾はこんな色彩りかと初めて気づくような構図が撮れたので採用することにしました。夏はこれから、我が家のツバメは三度目の産卵をするのでしょうか?  「育児手当」を与えたいような勤勉なツガイです。  (Flashによるスライドにしてみました)
        
( 7/11 我が家の農機具倉庫 にて)
 
 
6/30 掲載       A WEEK-SHOOT JPG   
一列に並んで田植えを楽しむ子供達
 

アザメの瀬で田植え
  @nkouんちの川向かいの「アザメの瀬」学習田で、今年も相知小学校5年生60人による「田植え実習」がありました。
  子ども達は最初はヌルヌルした田圃の感触にためらっていましたが、5アールほどの棚田を植え終わる頃には、「苗プリーズ!」などと歓声を上げながら楽しんでいる様子でした。
  「アザメの瀬」は、松浦川の失われた自然を取り戻そうと、国土交通省が地元住民らと共同で取り組んでいる自然再生事業で、山沿いの水田に堤防を高めるのではなく、時々の洪水で湿地化させ、流れ込んだ水による環境変化を調べながら、植物の再生や湿地化のプロセスを再現しようという試みで、地元民中心のNPOが管理運営を行っているものです。
  近くの沼でひとしきり水遊びをした子ども達は、秋の餅搗きを楽しみに「あとは、よろしくお願いしま〜す」と、輝くような笑顔で学校に戻って行きました。
        
( 6/29 アザメの瀬 にて)
 
 

 
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